志村裕子

*略歴*
1959年千葉県市原市生まれ、千葉県柏市在住
青山学院大学文学部日本文学科卒
元日本鋼管(現JFEスチール)(株)勤務
上代古典の文献考証による古代史研究

千葉県市原市で生まれました。

父の仕事で、都市部へ居住しましたが、農村風景をみると、
いつもホッとして懐かしい気持ちになります。

千葉は自然も歴史も平凡なので、高い山々や雪国、
歴史的由緒ある場所に憧れました。

学生時代から旅先でのお土産としてその土地の方々が、
自然や風物を記した地誌―を求めて読むのが楽しみでした。

そういう書物を読むと、『古事記』『日本書紀』の神話や、
実在しないとされる、初期の天皇の時代の記述に、
さりげなく記された地名に気づきます。

そしてその場所には、なんと!
縄文時代以来の玉作りの遺跡があったりします。

さらに古い神社があり、由緒のあるお祭りや神楽もあるのです。

古墳やヒスイなどの考古学の遺物もあります。

その土地の人々が大切にしてきた、樹木や泉や磐座(いわくら)などの自然があり、
海の幸・山の幸も豊かです・・・。

 

その史跡などが、どの時代の出来事かと、あれこれ思索をめぐらすと、
むしろ古典に書かれていることは、あれもほんとうだった、これもほんとうだった、

というように古典の中から、無限の豊穣の世界が広がる思いをしたことが大きかったのです。

ブログを通してその楽しさを少しでも多くの方々にお伝えし、共感していただけたら、と思います。

 

 

*講演・発表実績*
 
<東京>
「弥生の旗手遠賀川の人々が残したもの」
(古代史文化フォーラム邪馬台国研究大会 2011.7早稲田大学西早稲田キャンパス理工学部 )
 
「『先代旧事本紀』「国造本紀」にみる邪馬台国」
(全国邪馬台国連絡協議会 東京地区大会 2014.7文化シャッターBXホール)
 
「物部氏の東遷」
(九州の歴史と文化を考える会 2015.1港区三田いきいきプラザ)
 
「物部氏の東遷」
(邪馬台国の会千葉支部 2015.4船橋市習志野台公民館)
 
「景行天皇・日本武尊伝~日本を一つに父子の軌跡~」
(『景行天皇と日本武尊』出版記念会 2015.5築地・汐留BLUEMOOD)
 
「弟橘媛の真実」
(九州の歴史と文化を考える会 2015.7港区三田いきいきプラザ)
 
「弟橘媛を語りませんか~崇高なる愛を捧げて~」
古代史Cafe会 2015.11)
 
「日本神話は日本民族の自然伝承の結実」
(先古代史の会 2016.4港区役所 芝浦南区民センター)
  

<福岡>
「物部氏と遠賀川の神々」
(古代史フェスタ遠賀川の神々 2014.12夢サイトかほ)
 
「斉明天皇と筑紫の女神たち」
(全国邪馬台国連絡協議会九州地区大会 2015.4九州国立博物館)
 
「神々のふるさと遠賀川」
(古代史シンポジウムin 飯塚 2016.4イイヅカコスモスコモン)
 
「遠賀川の神々」
(女神輝く遠賀川~古代史シンポジウムin 嘉麻 2016.10夢サイトかほ)
  
<鳥取>
「孤島の女神に8万点の国宝を捧ぐ~天照大神の御子神の苦難の道~」
(大国主命の妻たちのサミット~古代日本海文化圏の交流 2016.4鳥取市河原町中央公民館大講堂)

*著作歴*単行本
 
『江戸の邪馬台国』(江戸国学者たちの邪馬台国論争―柏書房1991年)
 
『先代旧事本紀現代語訳』(『古事記』『日本書紀』と並ぶ、物部氏からみた古代通史)(批評社2013年)
 
『景行天皇と日本武尊』(第12代景行天皇とその皇子ヤマトタケルの遠征記録)(原書房2015年)以上共著

*著作歴*雑誌『季刊邪馬台国』
 
<現代語訳> 
本居宣長「紺狂人」(藤原貞幹との古代史論争―1987年30号)
 
上田秋成「呵刈葭」(本居宣長への反論―1988年43号)
 
近藤芳樹「征韓起源」(第14代仲哀天皇・神功皇后伝承と魏志倭人伝―1988年34号)
 
樺山資雄「神代三陵異考」(南九州の天孫の陵墓)(1988年37号)
 
本居宣長「天祖都城弁々」(高天の原論争―1990年41号)
 
後醍院御柱「神代三陵志」(南九州の天孫の陵墓―1990年41号)
 
本居宣長「うい山ぶみ」(国学入門者のためにー1990年43号)

*著作歴*論文『季刊邪馬台国』
 
「第二代綏靖天皇の実在性」(カムヌナカワミミノミコトと越のヒスイ―1990年42号)
 
「大彦の墓」(長野市の川柳将軍塚古墳―1991年45号
 
「斉明天皇紀百済派兵の童謡について」(江戸時代の国学者から現代までの解釈―2003年80号
 
「桜井茶臼山古墳の被葬者は崇神天皇皇后・御間城姫か」(四道将軍大彦の娘がミマキヒメ―2010年105号

*著作歴*エッセイ『季刊邪馬台国』
「建御名方と沼河姫」(諏訪湖のヒスイと巨木の祭り―1997年62号
 
連載
「尾張氏と物部氏の系譜~上代古典の神・氏族・自然」
(日本古来の神々を守った物部氏と古代の大事件―2015年127号~)

 

ブログのプロフィールを書くために、過去を整理してみたら、
なんかおどろおどろしいような、難しい題目が並んでしまいましたが(汗)、

安本美典先生の『邪馬台国への道』堀辰雄氏の『大和路・信濃路』が、
旅の始まりのガイドブックであったと思います。

二人の師に導かれるように、自然と歴史の旅が始まったのです。