※この企画は終了しています
古代史発表会 presentationは、古代史好きな人に好きなことを話していただく企画です。
ウィキペディアで「古代」を調べてみたら「“歴史の始まり”を意味する時代区分」とありました。歴史のはじまり…。謎だらけです。
記紀が完成したのは8世紀。その根拠は古くからの伝承ですよね。でも記紀神話の表現は、現代の私たちの常識で考えたら謎だらけではないですか???
古代人独特のオ-バーな表現だったり、勝利した側に有利な内容だったり、その辺はあれこれ考え合わせる必要がありますよね。
個人的には、謎が多いところにロマンを感じますし、それをあれこれ考えるのが楽しかったりもするのですが、ひとりだと考えも偏りがちです。
(まあ、私にはたいした知識はないのですが。)
そこで、今回の古代史日和は勉強会ではなく「発表会」として、みなさんのお考えをプレゼンテーションしていただきたいと思います。
どんなお話を聞けるのか、今からとてもわくわく、楽しみです。今回発表してくださる方、どうぞよろしくお願いいたします。
(企画:たま/Kaori)
※募集終了いたしました
プレゼンターのみなさんご紹介
今回、古代史発表会でプレゼンをしてくださるみなさんをご紹介します。※エントリー順です
- 01-稲荷山鉄剣115文字を考える/うららさん
- 02-蛇信仰と古事記/巳年生まれさん
- 03-履中天皇陵古墳(上石津ミサンザイ古墳)の被葬者を記紀から考える/相楽祝彦さん
- 04-銅鐸の始まりから終わりまで/ひろさん
01-稲荷山鉄剣115文字を考える/うららさん
日本人が刻んだ初めての文字は何という文字かご存知ですか? 有名な七支刀は、369年、61文字百済製です。 では、日本最古の書「古事記」でしょうか?序によれば712年。 実は埼玉古墳群の、稲荷山出土鉄剣は銘文によると471年❗️
115文字が金を埋め込んで、しかも、金文字が彫りにくいはずの「鎬」(しのぎ)つまり、高くなっている部分に彫られているのです。 日本最古の115文字に、何が書かれているのでしょうか? なぜ、書いたのでしょうか?
<目次> 1.プロローグ 始めに言葉ありき 2.言葉を文字にするための工夫 音仮名 3.稲荷山鉄剣の115文字 漢文体?/大彦?/雄略天皇? 4.エピローグ 古代びとの思い |
名前:うららさん
コメント:古代日本人はどのような言葉を使っていたのか、今もその痕跡はあるのか、言葉の考古学とはなどと考えていた時、稲荷山鉄剣115文字に、出会いました。 稲荷山鉄剣について、一人の古代史ファンが調べ、考えた内容をプレゼンします。 理論家ではないので、フィーリングや、妄想が混ざっている内容ですが、聞いていただけるとうれしいです。
02-蛇信仰と古事記/巳年生まれさん
古事記には蛇がたびたび登場。ヤマタノオロチあるいは大物主。では、その蛇たちは人々に害悪をなす存在であったのか?蛇信仰から古事記をみていく。
<目次> ・出雲でのヘビ ・ヘビの神格化 ・古代におけるヘビ ・ヤマタノオロチとヘビ信仰 ・大物主と石上神宮 |
名前:巳年生まれさん
コメント:古事記をかなり自分色に染め上げてしまっているかもしれませんが今までとは違う縄文社会が見えるのではないかと思っています。
03-履中天皇陵古墳(上石津ミサンザイ古墳)の被葬者を記紀から考える/相楽祝彦さん
日本の巨大古墳といえば、墳丘長第一位の仁徳天皇陵古墳(大山古墳、大仙古墳)、第二位の応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)ばかりが目立ち、また、話題にもなりますが、第三位の履中天皇陵古墳はあまり話題にもならないし、注目を集めていません。
しかし、建造時は日本最大時で、百舌鳥エリアに巨大古墳が突然に出現したことになり、その画期的意義は多いものがあります。
しかしながら、考古学の成果によれば、履中天皇陵古墳は、上の2つの古墳よりも古い時代であることが明らかになっています。
一体誰が葬られているでしょうか、記紀を使って考えていきたいと思います。
<目次> 1 考古学と記紀 2 五大古墳群と位置関係 3 履中天皇陵(上石津ミサンザイ古墳)について 4 最近の考古学による巨大古墳の建造順序 5 履中天皇陵古墳時代の大王系譜 6 履中天皇陵の陪塚を見てみる 7 直近の同時代古墳を見てみる 8 日本の弔いの特殊性 9 同時代の記紀の登場人物で位の高い者を見てみる 10 最も可能性が高いと思われる被葬者 11 葬った人の意図 |
名前:相楽祝彦(あいらいわひこ)さん
コメント:巨大古墳の考古学を勉強していたら、一年間九州に転勤になり、弥生時代のクニグニを学ぶとともに、下関から対馬までの北部九州一帯の神功皇后伝承地(130以上)を回ることができました。そして、巨大古墳の復習を始めたら、いろいろな妄想が沸いてきました。
題名は履中天皇陵古墳とありますが、主に触れるのは神功皇后の時代になります。300年ほど後に、「神功」という最高の漢風諡号をおくられるほどの功績をあげたにもかかわらず、朱子学の影響の強かった戦前政府に皇位を否定され、戦後歴史学に実在を否定され形になっている神功皇后に興味がある方に聞いていただけれると幸いです。つまらない妄想ですが、よろしくお願いいたします。
04-銅鐸の始まりから終わりまで/ひろさん
鏡祭祀集団が銅鐸祭祀集団を制圧したのか。弥生時代中期から後期末までの約500年間にわたって使用され、古墳時代の直前に姿を消した謎の青銅器「銅鐸」。
この銅鐸は古代日本国家の成立にどのように位置づけることができるのか。銅鐸の始まりから終わりまでの変遷をたどることによって考えてみたい。
<目次> 1.銅鐸の構造 2.銅鐸の変遷 3.銅鐸の用途 4.銅鐸の出土地 5.出土の状況 6.古い銅鐸の埋納 7.銅鐸の終焉 8.新しい祭祀の始まり (参考文献など) |
名前:ひろさん
コメント:トンデモ説を編み出そうと意気込んであれこれ調べて考えてみたものの、残念ながらオリジナリティが乏しい結論となってしまいました。それでも、そこに至るプロセスは自分流なので納得しています。つまらないかもわからないけど聴いてやろう、という方がいらっしゃると嬉しいです。
ご参加の詳細
テーマ | 日本の古代史 |
日にち | 2021年2月7日(日) |
時間 |
13:50~14:00 出席確認等 発表会終了 終了後、打ち上げします!(Zoom)※参加自由 |
場所 | オンライン開催 |
参加人数 | 2/4現在:17名|プレゼンターさん:4名|運営:2人 |
参加費 | [会員様]500円※会員様限定企画です |
準備 | ・資料(印刷してご用意ください) ・飲み物 ・筆記用具 |
お支払方法 | ・クレジット決済 ※クレジットカードに関する個人情報は古代史日和サイトでは保持いたしません ・銀行振込 |
注意事項 |
■ネット環境について ■クレジット決済について ■内容に関して |
キャンセル | ご入金後、やむを得ずキャンセルされる場合は次の通り対応させていただきます。 ・次回以降の勉強会に充当(半年以内を目安) ・返金(参加費から、振込手数料を差し引いた金額) ※楽天銀行から振込いたします |
ご参加の流れ
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10分以内に自動返信メールが届きます ※メールが届かない場合は[info@kodaishi.net]にご連絡ください |
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